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マッサージ&スキンケアの楽しみ方とオイルの作り方
アロマテラピーは、芳香浴だけでなく、マッサージやスキンケアでも楽しむことができます。
こちらのページでは、マッサージやスキンケアの楽しみ方をご紹介いたします。
1. 精油をボディーケアに役立てる
アロマオイル(精油・エッセンシャルオイル)は、天然100%のものであれば、乾燥の気になる季節の保湿や、肩や腰など疲れた個所のマッサージに使うことができます。
精油をキャリアオイル(植物油)やクリームなどの素材に希釈(薄める)し、お好きな香りのマッサージオイル(トリートメントオイル※)を作ることもできます。
※アロマテラピーでは、マッサージのことをトリートメントと表現します。
ここでは、香りを空間に広げて楽しむ使い方から一歩進んだお顔や体のケアに方法をご紹介します。
1-1. マッサージオイルで筋肉の疲れを癒す
アロマトリートメント(アロママッサージ)に使う、トリートメントオイルの材料と作り方をご紹介します。
[材料]
容器
お好きなキャリアオイル(植物油) 30mL
お好きな精油 6滴(1%濃度で作る場合)
[作り方]
1. お好きなキャリアオイル(植物油)をビーカーに入れ精油を垂らします。
2. ガラス棒で良く混ぜ、容器に入れたら、トリートメントオイルの完成です。
ミニビーカーやガラス棒があると便利ですが、ない場合はお料理用の小さじ1杯が約5mLですので、小さじでも代用できます。
容器に直接キャリアオイル(植物油)と精油を入れる場合は、ふたをしてよく振るとガラス棒がなくてもキャリアオイル(植物油)と精油を混ぜることができます。
[使い方]
作ったトリートメントオイルを手のひらに適量とり、肩や腰など気になるところになじませてマッサージします。
手のひらから温かさが伝わり、心地よい香りとやさしい刺激で、疲れを感じる部分がほぐれていくのを感じたらOK。
がんばった自分の体に感謝する、「自分をいたわるリラックスタイム」にもおすすめの方法です。
★おすすめの植物油(キャリアオイル・ベースオイル)
乾燥が気になる方……ホホバオイル、マカデミアナッツオイル
さっぱりした感触がお好きな方……シュガースクワランオイル、グレープシードオイルなど
★おすすめの精油
マジョラムスイート、ローズマリー、レモングラス
1-2. ジェルで足のむくみをケア
たくさん歩いた日や、ずっとデスクワークで足が重だるい時は、トリートメントジェルで早めのケアを。
無香料のジェル※に、精油を入れて混ぜれば、トリートメントジェル(マッサージジェル)が簡単に作れます。
マッサージオイルのべたつきが気になる人は、ジェルがおすすめです。
※アロマテラピー用に開発された無香料のジェルがおすすめです。
▼base ジェルベース
[材料]
容器
base ジェルベース 小さじ2杯(約10mL)
お好きな精油 2滴(1%濃度で作る場合)
[作り方]
1. クリーム容器にジェルを小さじ2杯入れます。
2. 精油を垂らして竹串か楊枝で良く混ぜたら、トリートメントジェルの完成です。
お好みでキャリアオイル(植物油)を3〜5滴ほど垂らしてさらに混ぜるとしっとりした使いこごちのジェルができます。
[使い方]
作ったトリートメントジェルを手のひらに適量取り、足元からひざ下に向かってふくらはぎをさすり上げるようにトリートメント(マッサージ)。
ジェルの粘性がなくなり、お肌がさらさらになったらOK。
手肌をいたわるハンドジェルとしても使えます。
★おすすめの精油
レモン、グレープフルーツ、ジュニパーベリー
1-3. クリームで手荒れ・乾燥をケア
手肌の乾燥には、油分と水分を同時に補えるクリームが、使いやすく便利です。
無香料のクリーム※に精油を入れて混ぜるだけでお気に入りの香りのハンドクリームが手作りできます。
※アロマテラピー用に開発された無香料のクリームがおすすめです。
▼base クリームベース
[材料]
容器
base クリームベース 小さじ2杯(約10mL)
お好きな精油 2滴(1%濃度で作る場合)
[作り方]
1. クリーム容器にクリームを小さじ2杯入れます。
2. 精油を垂らして竹串か楊枝で良く混ぜたら、アロマハンドクリームの完成です。
[使い方]
香りを楽しみながら、乾燥が気になるところにすり込んでお使いください。
★おすすめの精油
ラベンダー、カモマイル・ローマン
2. 精油をスキンケアに役立てる
一日の終わりのスキンケアの時間は、大切にしたいですね。
素材からこだわり、お気に入りの香りで作成すれば、スペシャルケアのためのナチュラルな手作りコスメが簡単に作れます。
2-1. 美容オイルを手作りする
精油を入れて作る美容オイルのレシピを下記にご紹介します。
香りを楽しみながら、スキンケアできるのも、アロマテラピーの楽しみの一つです。
2-2. ヘアケアに役立てる
植物油でつくるヘアオイルはドライヤーの熱から髪を守ったり、髪のつやを出すのに役立ちます。
植物油のみでもヘアケアにお使いいただけますが、精油を入れて香りを楽しみたい方は「2-1. 美容オイルを手作りする」と同じ要領で、ヘアオイルが作れます。
[使い方]
洗髪後タオルドライした髪に毛先を中心に植物油をほんの少量なじませてドライヤーをかけます。
そのあと丁寧にブラッシングを行うと、つやのある髪に仕上がります。
植物油の量の目安……ショート2滴程度、セミロング3滴程度
★おすすめの植物油(キャリアオイル・ベースオイル)
髪のボリュームを押さえる……伊豆つばき油
髪につやを出す……シュガースクワランオイル、オリーブスクワランオイル
★おすすめの精油
イランイラン、クラリセージ
3. 精油を使用した手作り化粧品を安全に楽しむために
精油を使用するとき全体の注意点をお知らせします。
いつくかの注意点を守れば、安全にアロマテラピーを楽しむことができます。
3-1. 手作り化粧品について
・作成したものは自己責任の上、お楽しみくださいますようお願い致します。
・使用中、異常が現れたらすぐに使用を中止し、大量の水で洗い流してください。
・作ったクラフトの保存期間について
水が含まれるものは2週間、植物油が中心のトリートメントオイルやクリームなどは1か月を目安に使い切るようにしてください。
3-2. 精油を希釈する場合の滴数の目安
以下を参考に、作りたい量(mL)に合わせた滴数を滴下してください。
ボティーは1%、フェイシャル(お顔)は0.5%を目安にお試しください。
(当社の精油は、1滴=約0.05mLです。)
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5mL |
10mL |
30mL |
50mL |
100mL |
0.5% |
― |
1滴 |
3滴 |
5滴 |
10滴 |
1% |
1滴 |
2滴 |
6滴 |
10滴 |
20滴 |
※上記パーセンテージは、当社が法人会員となっている(公社)日本アロマ環境協会の推奨ガイドラインです。
3-3. 容器について
精油を入れるのに適さない素材のものもあります。
植物油と精油を入れる容器は、瓶またはアロマテラピー専門店で手に入るクリーム容器やペットボトル容器など、専用のものをお使いください。
マッサージオイル(トリートメントオイル)なら、使うときに手のひらに適量が出せるドロッパーがついた容器が最適です。
3-4. 精油使用上の注意
・原液を肌に直接つけたり、飲んだりしないでください。
・妊産婦、乳幼児、また既往症のある方は使用できない精油があります。医師にご相談の上ご使用ください。
・使用中、異常が現れたらすぐに使用を中止し、大量の水で洗い流してください。
・キッチンなど火気を扱う場所で、精油や精油を用いて作製したものを使用する場合には注意が必要です。
・お肌に使用後すぐに日光に当たるとシミや炎症(光毒性)が起こる場合があります。十分ご注意ください。
(ベルガモット・レモン・グレープフルーツ)
・お子さんやペットの手の届かないところに保存してください。
・直射日光、高温多湿な場所は避け、冷暗所に保管してください。
ボディーケア・フェイシャルケア・ヘアケアなど目的や用途に合わせて、色々なシーンで手作り化粧品をお楽しみください。
紹介した商品はこちら
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ホホバオイル |
マカダミアナッツオイル |
【base】ジェルベース |
【base】クリームベース |
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