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集中力を高め、脳の疲れをとる
「マインドフルウォーキング(歩行瞑想)」
わたしたちは毎日、様々な役割を「マルチタスク」※でこなしています。複数のタスク(仕事・作業)を処理しようとあれこれ気をまわしていると1つのことに集中することができず、「1つの仕事をこなしながら常に別のことを考えていた。」「やらなきゃいけないたくさんのことが気になって、今の作業・仕事に集中できない」なんて経験はありませんか?
「今ここ」に集中するためにおすすめなのが、歩く瞑想(マインドフル・ウォーキング)です。
やり方は簡単なので是非やってみてください。
※マルチタスクとは…
複数の物事を同時進行で処理すること。仕事Aと仕事Bを平行して処理していくやり方。
【マインドフル・ウォーキング
(歩く瞑想)のやり方】
1.手は前か後ろで軽く組む。足は肩幅程度、目は閉じずに半眼で3〜4メートル先の地面を見る。
2.ふだんより「かなりゆっくり」と歩きだす。
(外でこのスピードで歩いていたら、変な人扱いされそうなゆっくりスピードが理想)
3.足の裏の感覚に集中する。
かかとが上がる、つま先も上がる、足が前に移動し、着地する。
この4つを感じ、心の中でその通り唱えながら歩くと感覚がつかみやすい。
4.歩き続ける。右足がかかとが上がる、つま先も上がる、足が前に移動し、着地するのを感じたら次は左足。片足から片足に注意を切り替えるのもマインドフルウォーキングのポイント。
5.余計な雑念がわいてきたら、雑念、雑念と頭の中でつぶやき、浮かんできた考えに「雑念」というラベルを貼るイメージを頭に浮かべ、足の裏の感覚に集中する歩行に戻る。
ここでご紹介しているマインドフル・ウォーキングという言葉や歩行瞑想のやり方は以下の書籍を参考にしています。
「悩みの9割は歩けば消える」
川野泰周 著
株式会社青春出版社
今いる部屋で1分、まずは歩いてみてください。慣れてきたら分数を増やして行えればベストです。
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