日々の疲れをとるために必要なのは、良質な睡眠。
ストレスや心配事があると、しっかり熟睡できず疲れが取れない方も多いのでは?
そんな時におすすめしたいフレーバーライフ社の新ブランド「スリープステップ」シリーズの
開発秘話をお届けいたします。
睡眠とアロマ
5人に1人が睡眠に悩みを抱えているという、不眠大国日本。
良い睡眠が取れていないと、日中の疲れが取れず、心身に様々な影響を与えてしまうと言われています。
質の良い睡眠をとるためにした方がよいことはさまざま挙げられていますが、
良質な睡眠を手に入れるには、寝る前にできるだけ副交感神経を刺激することが大切。
副交感神経を刺激するには、天然精油の香りを嗅ぐのもおすすめです。
天然の香りは、嗅覚を通して脳にダイレクトに働きかけます。
香りでリラックスすることで、副交感神経を優位にし、眠りへと気持ちを切り替えてくれるのに役立ちますよ。
お風呂と眠りの専門家 小林さんとの出会い
お客様の中でも睡眠に悩みを抱えている方は多く、会社として睡眠に特化したブランドを作らなくてはいけない。
そう決意したのが、2019年頃です。
ただ、実際にどんなアイテムを作るのが良いのか。
香りのアイテムを効果的に取り入れてもらうにはどうすればよいのか。
悩みながら、模索していた時に、「眠りのお風呂の専門家 小林麻利子さん」をご紹介いただきました。
小林さんは「美は自律神経を整えることから」を掲げ、最新データや研究を元に、
延べ3000人以上の不眠に悩む方を指導してきた、睡眠改善インストラクターです。
お風呂と睡眠の専門家になられたきっかけは、会社員時代に過労で倒れてしまったことだそう。忙しさゆえに、睡眠時間も短く質も悪い。シャワーばかりという生活を送っていたことで自律神経が乱れてしまっていたのだとか。
そこから生活習慣を見直し、自律神経を整えると心と身体によい変化があったそうです。
さらに、アロマテラピーインストラクターの資格も持っており、
アロマを取り入れた指導でも睡眠改善の実績をもっていらっしゃいます。
アロマの知識のある小林さんとなら、お客様のお悩みを解決できる商品を作れるのではないかと思い、監修をお願いしました。
そこから丸3年、、、やっと2022年に第1弾を発売することができました。
正直、うまくいかず、あきらめかけた時もありました。
でも、皆様に良い眠りをお届けしたいとの一心で、アイテム選定から中身、香りのブレンドまで、何度もサンプルを作成、試行錯誤を重ねました。
まさに、小林さんとフレーバーライフ社の汗と涙の結晶、そんな想いの詰まった商品です。
開発時のポイント① 小林さんの快眠メソッドを商品に落とし込む
小林さんとの商品開発で、こだわったポイントがいくつかあります。
一つは、小林さんオリジナルの快眠メソッドを取り入れること。
快眠メソッド1 「よい眠りはよいお風呂から」
小林さんがまず一番に指導するのは、お風呂の入り方だそう。
「よい睡眠はよいお風呂から」をテーマに、お風呂の入り方・時間などから、改善を始めているそうです。
特に重要なのは、お風呂でしっかり温まる、体温を上げるということ。
日中は、交感神経が優位になっていますが
お風呂に入って深部体温をあげ、副交感神経を優位にさせることで眠りにつきやすくさせます。
お風呂の良い入り方は、40℃のお湯で15分、しっかり温まることだそうです。
香りを入れてお風呂の時間を楽しむことで、よりしっかり温まることができるのではという思いから、
バスアイテムは必須ということはメソッドを伺ったときから決まっていました。
快眠メソッド2 「寝る前のうっとり時間が副交感神経を優位に」
さらに、寝るまでの間をどう過ごすかも重要です。
お風呂上りから寝るまでの間に徐々に体温が下がり、それとともに自律神経が交感神経から副交感神経へ。
覚醒から睡眠へとスイッチしていく。
テレビやスマートフォンを見て過ごすのは、もってのほかだそう。
「だらだら」ではなく、「うっとり」とした自分をいたわる時間を持つことが重要と考えました。
1. あったか
2. うっとり
3. すやすや
という3つのステップに落とし込んで、それぞれに香りを取り入れながら眠りへと気持ちを切り替えていくという
「スリープステップ」というコンセプトが出来上がりました。
開発時のポイント② 香りへのこだわり
天然精油ならではの香りづくり
フレーバーライフ社は創業25年のアロマテラピー専門メーカーです。
植物から採れる天然精油のみを扱った香り商材のご提案を得意として、アロマテラピーの普及とともに、
初めての方からプロのサロン様まで多くの方にご愛顧いただいています。
最も得意とするのが、天然精油を使用したオリジナルの香り作り。
香りの良さだけではなく、天然精油に含まれる特有の芳香成分を考慮しながらブレンドしています。
100種類もの精油の中からお客様のニーズに合わせた香りを作ることを得意としております。
一つ一つの精油もよいですが、ブレンドすることでより香りがまろやかになり、まとまりが出ます。
どんな方でも良い香りと感じていただけるようなブレンドを日々考え、お客様に提案しています。
アロマセラピストが眠りに良いとされる香り成分をチョイス
今回のシリーズでは、眠りに良いとされる「酢酸リナリル」や「リナロール」
などの成分が含まれている精油を使用。
≪眠りに良いとされる精油≫
ラベンダー
アロマテラピーの中でも最も有名な精油でもあるラベンダー。
フローラル調の優しい香りは緊張を和らげ、リラックス感をもたらしてくれます。
シダーウッドバージニア
深みのあるウッディ調の香りでベースノートに使われます。
中に入っているセドロールという成分はリラックス作用が高く、睡眠への効果あるとの論文が多数報告されています。
ベルガモット
深みのあるビターな柑橘の香りで、アールグレイの香り付けにしようされていることで有名です。
リフレッシュとリラックスが両方かなう柑橘で、その落ち着いた香りは様々なブレンドに使用されています。
2種のオリジナルブレンドを作成
睡眠のための香りは「好きな香り」であることが重要という考え方から2種類の香りを作成。
小林さんのイメージする香りをヒアリングしながら試行錯誤を重ね、オリジナルブレンドが完成。
スイートドリーム
ラベンダーとオレンジをベースとしたゆったりとした時間を過ごせそうな甘くうっとりとした香り
クリアビューティー
ベルガモットとユーカリをベースとした深呼吸したくなるようなすっきりとして落ち着いた香り
開発時のポイント③ お客様目線での商品づくり
試作には社内のターゲット層メンバーやそのご家族などにヒアリングしながら、
お客様目線での商品開発を進めていきました。
見た目より中身を優先
商品は主に中身、容器、パッケージで構成されています。
それぞれに費用が掛かっているのですが、やはり一番費用をかけたいのは、中身と思っています。
特にこだわったのは、香りの強さ。
バスミルクでは小林さんの希望もあって、香りはフレーバーライフの通常商品よりも香りを多めに配合しています。
そうすると、通常は価格が上がってしまうのですが、バスミルクは紙箱をなくすということで、費用を抑えています。
使いやすさへのこだわり
バスミルクの容器には、使いやすさにこだわりました。
もともとは蓋がとれる容器を想定していたのですが、「ワンタッチ仕様にすれば片手で開けやすいのでは?」という社内のスタッフの声をもとに容器選定をやり直しました。
また、ラベルには1回の仕様目安がわかるようなガイド線を印刷しています。
さっと入浴剤を入れたい時でも使いやすいよう、計量しなくてもいいようにしました。
LDKでも高評価!ここちよい香りでおやすみへ
お客様のお悩み解決のために社内一丸となって開発した「スリープステップ」は
小林さんの監修のおかげもあり、様々な小売店様でも導入いただいています。
辛口評価で有名な雑誌「LDKエルディーケー」のバスオイル部門では、バスミルクスイートドリームがA評価を獲得!
香りの良さと使いやすさが評価いただきました。
今後もお客様のここちよい眠りをご提供できるよう、新たなアイテムの開発にも力を入れております。
皆様も機会がありましたら是非使ってみてくださいね。
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