睡眠時に使ってほしいおすすめアロマ!選び方や使い方 | アロマと暮らす

睡眠時に使ってほしいおすすめアロマ!選び方や使い方

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毎日ここちよく眠れていますか?日本では、5人に1人が睡眠に悩みを抱えていると言われています。
良い睡眠が取れていないと、日中の疲れが取れず、心身に様々な影響を与えてしまうことも。
質の良い睡眠をとるためにした方がよいことはさまざま挙げられていますが、アロマを取り入れるのも一つの方法です。

ここでは、アロマの選び方や具体的な使い方を詳しく解説します。

※本記事でのアロマオイルは、精油(エッセンシャルオイル)をさします。

なんでアロマ(精油)がいいの?

なぜ睡眠の質を高めたいときにアロマがおすすめなのでしょうか?
天然精油(エッセンシャルオイル)の香りは、嗅覚を通して脳にダイレクトに働きかけ、
自律神経系や免疫系の働きにも作用することで、心身のバランスを整えることにもつながります。
心を落ち着ける香りを嗅ぐことで、副交感神経が優位になり、眠りに入りやすくなります。

アロマテラピー

 

おやすみ前に使うアロマ(精油)の選び方、5選

ここちよい睡眠におすすめの精油は、心を落ちつかせるのに向いている「リラックス系」の精油です。
以下、スタッフおすすめの精油をピックアップしました。

ラベンダー
ラベンダーは、最もポピュラーなアロマ精油の一つで、「穏やかな眠りを誘う香り」としてとても有名な香りです。
心を落ち着かせたいとき、睡眠前に使用するのに適しています。

カモミール
カモミールもまた、リラックスタイムをサポートするアロマとして人気があります。
特にカモミール・ローマンは、ゆったりしたいときにおすすめです。

ベルガモット
ベルガモットは、柑橘系の爽やかな香りが特徴ですが、リラックスしたいときだけでなく、気分を明るくしたいときにもおすすめ。
ストレスを感じているときなどに使いたい香りです。

サンダルウッド(白檀)
サンダルウッドは、瞑想などにも用いられるためゆっくりとしたいときにおすすめな精油です。

マジョラムスイート
イギリスでは「なぐさめの香り」と呼ばれているほど、疲れている心と身体に寄り添ってくれる精油。
頑張りすぎて疲れが気になったときに使うのがおすすめ。

ここちよく眠る!おすすめアロマブレンドの作り方

精油を単体で使うだけでもよいですが、複数の精油をブレンドして使うことで、相乗効果が得られることがあります。
以下は、おすすめのアロマブレンドです。参考にしてみてくださいね。

リラックスブレンド
ラベンダー:3滴
カモミール:2滴
サンダルウッド:1滴

このブレンドは、心を落ち着けたいときにおすすめです。
ディフューザーやアロマストーンに数滴垂らし、香りを部屋全体に広げることで、リラックスした環境が作れます。

ゆるふわリセットブレンド
ベルガモット:3滴
ラベンダー:2滴

ストレスや不安で眠れないときにおすすめのブレンドです。
柑橘系の香りが気分を和らげ、ラベンダーが心を落ち着けてくれます。

アロマの使い方

アロマを使う際には、いくつかの方法があります。ライフスタイルに合わせて、正しい使用方法で取り入れていきましょう。

1. ディフューザーで拡散する
アロマディフューザーを使用すると、比較的広い範囲に香りを行き渡らせることができます。
就寝前からディフューザーを使用し、部屋をリラックスできる香りで満たすのがおすすめ。

2. バスオイルとして使用する
ここちよい睡眠には、お風呂に浸かることも大切。体の深部体温を入浴することでしっかりと上げ、お風呂上りに深部体温が下がってきたときが眠りやすいそう。
入浴時にアロマオイルをキャリアオイルに希釈してから、お風呂に垂らしてバスオイルとして使用するのもおすすめです。
お湯の蒸気とともに香りが広がり、体が温まることでリラックスに。

3. アロマスプレーとして使用する
アロマスプレーを、枕やシーツを吹きかけて使用するのも簡単な方法です。
手軽に香りを楽しむことができ、寝室全体に香りが広がり過ぎるのを避けたい場合にも最適です。

4. トリートメントオイルとして使用する
キャリアオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドオイル)に精油を数滴混ぜて、手足や首、肩を優しくトリートメントすると、
体が温まり、緊張がほぐれていくのを感じることができるでしょう。

睡眠の質をさらに高めるためのアロマ以外の工夫

アロマを取り入れることで睡眠をサポートする効果は期待できますが、それだけでなく生活習慣や環境を整えることも重要です。
以下は、睡眠の質を向上させるためのアロマ以外のポイントです。

1. 規則正しい生活リズムを作る
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで、体内時計が整い、自然と眠りやすいリズムが作られます。
不規則な生活は眠りの質を低下させる原因となるため、可能な限り一定のスケジュールを守ることが重要です。

2. 寝室環境を整える
快適な睡眠環境を作ることも、大切です。寝室の温度や湿度を適切に保ち、騒音や光を遮るなど工夫をしていきましょう。

3. リラックスできる習慣を作る
就寝前にリラックスできる習慣を取り入れることも効果的です。
例えば、寝る前に温かいお茶を飲んだり、軽いストレッチをすることで体と心をほぐすことができます。

4. デジタルデトックス
精油は非常に濃縮されており、直接肌に使用する際は必ずキャリアオイルで薄める必要があります。
また、敏感肌やアレルギーのある方は、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

アロマを使用する際の注意点

アロマは自然の成分ですが、使用方法や量を間違えると逆効果になることがあります。以下の点に注意して使用しましょう。

1. 精油の濃度に注意する
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで、体内時計が整い、自然と眠りやすいリズムが作られます。
不規則な生活は眠りの質を低下させる原因となるため、可能な限り一定のスケジュールを守ることが重要です。

2. 妊娠中や持病がある方は注意が必要
妊娠中の方や持病をお持ちの方は、アロマの使用に注意が必要のため、使用前に専門家や医師に相談することが重要です。

3. 精油の保存方法
精油は光や熱などの影響を受けやすく、成分が変化しやすいため 精油の品質を保つためにも保管方法には注意が必要です。
直射日光、高温多湿の場所は避け、冷暗所などに保管しましょう。
また、開封後は空気に触れると酸化しやすくなるため、蓋をしっかり閉めることが大切です。開封後はできるだけ早めに使い切ることを心がけましょう。

まとめ

睡眠時にアロマを取り入れることも、睡眠の質を高めるのにおすすめの方法です。
ラベンダーやカモミール、ベルガモットなど、睡眠前におすすめの精油を選び、ディフューザーやマッサージオイル、ピロースプレーなどの方法で取り入れてみましょう。
また、アロマを使用する際は、正しい濃度や使用方法に気をつけることが大切です。

さらに、生活習慣や寝室環境を整え、デジタルデトックスなどの工夫を併せて行うことで、より質の高い睡眠につながるでしょう。
アロマを上手に活用して、毎晩の睡眠を快適なものにしてみてください。
自分に合った香りや方法を見つけて、快適な睡眠環境を作ってみてください。