第58回『ある秋の一日』

森を歩くと「カサカサ……コトン…」と音が聞こえてきます。わたしの頭にも「コツン!」どんぐりです。足元を見るとクヌギの実がこんなにたくさん!

 

木々や草花は、まもなく霜が降るまでの短い時を知っているかのように、美しい姿を輝かせています。里の秋は深まり、伊那谷は実りの季節を迎えています。

 

 


■どっさりと秋の恵み


裏庭の柿の木は、いつもの年より数が少なめですが、その分、ずいぶん大きな実になりました。まだ少し固いので、美味しく熟すのを楽しみに待っています。

イチイの赤い実は、甘くておいしいので、庭仕事をしながらつまみます。でも、種は毒なので、うっかり飲み込んでしまわないように気を付けて。

それにしても、自然の恵みはなんて気前が良いのでしょう。どっさりと、そして一斉に実りの時はやってきます。保存の知恵や美味しい食べかたを、村のお母さんたちから教わって。せっせと嬉し忙しい、秋の日です。

 

ハーブの庭では、冬への準備をかねて刈り取りをはじめました。冬を越すラベンダーやセージは、コンパクトに切り戻して。寒さに弱いレモンバーベナは、葉の色が変わらないうちに枝ごと収穫し、風通しの良い場所で陰干しします。

 

 

乾燥を終えたハーブ、保存食、穀物などは蔵で保管します。蔵の中は、温度や湿度が最適に保たれて。お味噌など、ほんとうに美味しく熟成しますので、長い年月ここに住みついた発酵菌も、きっと健やかなのでしょう。

 

わたしの住む集落は、どのお家にもお蔵があります。わが家の蔵は、天井の太い梁に「明治二十三年」とあり、127年前に建てられたようです。蔵の中の、ひんやりとした独特の空気は、なんだか、時空を旅するような感覚になります。

伝統的な蔵造りは、そのたたずまいや構造、なまこ壁の漆喰、扉や梁など、あらゆる所から美学を感じ、先人たちの知恵と技術のみごとさに、感嘆してしまいます。

現在は、職人さんも少なくなり、本式の蔵建築は難しいそうです。大切にお手入れしながら守っていかなければいけませんね。ところで、外壁の漆喰が一部はがれてしまっていますが、犬の花ちゃんの顔に似ていませんか!?

 

 


■秋のガーデンより


そろそろ、今シーズンも終わりが近づいたハーブガーデンです。わさわさと茂っているところを整理していると、植えたのを忘れていた、白いワイルドストロベリーが顔を出しました。

寂しくなったガーデンに、セージの花が揺れています。丸い葉は「ベルグガルテンセージ」コモンセージの系統で、ドイツで育成されたものです。


春先に植えたキャベツの原種のケールは、とても長い期間収穫でき、まだまだ元気です。緑黄色野菜の中で最も栄養に富みビタミンの含有量が高い野菜だそう。大豆、雑穀、さつまいもなどはそろそろ収穫をはじめます。トマトも長い間、よく頑張ってくれましたが、もう赤くならないかな…。

 

畑の木陰で、大きなかぼちゃを発見!もうすぐハロウィンですのでちょうどよかった!
種を採るにも完熟していてよさそうです。

 

 

種採りのため、収穫せずにそのまま畑においておいたズッキーニとキュウリです。二つに割ってみると!!!
森やガーデンで、大自然の神秘的な法則に出会う時、心が躍りだします。

 

トマトは、自然農を教えてくださった先輩方からいただいたものや、イタリアの友人から受け継いだものなど、4種類の種を継いで6年目。毎年、この土地に適応力が増してきています。

 

種を採るのは簡単。キュウリは、ざるに入れてやさしく擦ると種の周りの透明な膜がとれます。ボウルの水に放ち、何度か水を変えながらきれいにして、水に沈む充実した種だけを残します。

トマトはスプーンで種をはずし、ビニール袋に入れて数日置いておくと、発酵して種の周りのゼリー状のものがはずれたら、水洗いして、水に沈む種をとり出し、よく乾燥させて保存します。

 


■野の花のささやき


 

犬の花ちゃんのお散歩道に、小さな花がそっと咲いています。黄色の月見草は夜に咲く花、ピンクの月見草は昼間に咲く花。顔を見合わせる朝のひとときです。

 

私は目が悪いので、小さな花はしゃがまないと良く見えないのですが。不思議なもので、一つ花を見つけると、つぎつぎと色々な花が目に飛び込んできます。視力の問題ではなく、野の花の妖精たちとチューニングが合うからなのかもしれませんね!

名前を知らないグラスやお花たち。どなたかご存知でしたら教えてください。

 

ゼラニウムと同じフウロソウ科のゲンノショウコ、風船のようなお花はナデシコ科のシレネ。寒い風が吹きはじめる頃に咲くキクの花、「野菊」という菊は無いようで、黄色はアキノキリンソウ、うす紫はノコンギク、白は何という菊でしょうか。

 

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
そろそろ寒さがきますので、温かくしてお過ごしくださいね。またお会いしましょう!

第57回『海を渡る蝶』

ここちよい秋の風に、秋明菊が揺れています。静かにそよぐ花から花へ、美しい蝶がヒラヒラと舞っています。伊那谷の夕暮れは、そろそろセーターが恋しくなりました。

 

秋晴れの朝、今日の手帳のページは白いままです。お天気が良いので、どこか気持ちの良い場所に出かけたい気分。こんな日は、行き先を天にまかせて。『セイクリッド・アロマカード』をひいてみることにしました。

 

 

一日を過ごすヒントを、カードから受け取るのはとても楽しいものです。『セイクリッド・アロマカード』は、アロマ植物の絵柄だけでなく、森や草原やお花畑、川や湖、どこかの国や場所や人を思わせる風景などのサインやキーワードを示してくれます。
《Webでカードをお楽しみいただけます http://www.therapylife.jp/uranai/aroma/

 

 

3つの質問をしながらカードを3枚ひきます。

① 「今日のサインを見せて下さい」
……『水のエレメント』

② 「今のわたしへのキーワードと行き先へのヒント」
……『ラベンダー/ Be Your self/川の流れに足を浸している絵』

③ 「①②を通してもたらされるもの・気づくこと」
……『ペパーミント/Acceptance/先入観を捨てリフレッシュする』

 

 

3枚のカードの絵柄は『水と森のある場所へ!』というサイン。ラベンダーペパーミントの香りを携え、ドライブに出かけます。

 

中央アルプスを見ながら湖をすぎ、川に向かいます。夏の間は賑やかだった川辺には、今はもう誰もいません。静かな河原に降りて、そっと足を浸します。ラベンダーのカードの絵のようですね。

 

川の水は痛いくらい冷たくて。太陽で熱くなった石の上に足を乗せては、また冷たい水に足を浸します。冷たさに慣れてくるころ、心もからだも緩んで「ふぅ~っ」と深い呼吸になりました。

遠征や来客続きで、頭でクルクルと色々考えすぎて、呼吸が浅くなっていたようです。水しぶきをあびながら、ここちよい息を楽しんでいると、透明感のある軽くてクリアな視界が広がりはじめて。

「Be Your self」「Acceptance」「Giving」の3つのキーワードからもたらされたものは、『何者かになろうとすることなく、わたしはわたしのままでくつろいでいること。すると、水や空や大地や、そこに生きとし生けるものたちと息吹が呼応し、受けとり与えあう螺旋の流れが、たおやかに巡りはじめます』というものでした。

 


■海を渡る蝶


気の向くままに過ごす一日。川でゆっくり過ごした帰り道に、「アサギマダラ蝶」という看板がふと目に入りました。一旦は通り過ぎましたが、車をUターンさせて、矢印で示された広場に入ってみることにしました。

 

そこには、一面のフジバカマが群生し、目をみはるくらい沢山の、美しい蝶が飛来していました。夏の間は中央アルプスの上のほうにいて、里に降りてくるのはこの時期だけという、思いがけないグッドタイミングです。

「アサギマダラ」は、海を越えて2000キロもの長距離を渡る蝶として知られ、羽にマークをつけた個体の移動距離を観測することで、近年その生態が少しずつ明らかになっているそうです。また、幼虫時に、植物のアルカロイドを取り入れ、体内に毒としてもつことで、外敵から身を守るという生態も、とても珍しい蝶なのだそうです。

 

 

「浅葱色/あさぎいろ」からつけられた名前のとおり、白黒の水玉模様の体に、青緑色の光る羽色です。花を抱えるようにして、じっくり花の蜜を吸うあいだ、羽をピタリと閉じています。その美しい姿に見とれていると、蝶と目が合いました⁉

 


■実りの季節


 

里山の段々畑には、今年も蕎麦の白い花の絨毯が広がり、りんごも実りの季節を迎えました。右隣と左隣のお家からの頂き物でカゴがいっぱい!ありがとうございます。わが家の畑も青々として、瑞々しいお野菜がたっぷり収穫できます。

 

庭は、日ごとに秋らしい風景になってきました。山椒の実が真っ赤に色づいて、ヒガンバナが咲き始めました。

 

水辺には、ガマの穂が背丈を超えるくらいになりました。池の周りには、今年、赤紫のツリフネソウが群生し、ワレモコウが秋の風情を添えています。

 

トラノオ、シュウカイドウは植えた覚えがないのですが、いつのまにか秋の庭の主役になりました。濃いピンクのマツムシソウは、毎年かわいらしい花を咲かせ楽しませてくれます。

 

ハーブは暑さと湿気に弱いため、元気を無くしていたものも多いのですが、涼しくなるとともに、フウロソウ、ナスタチウム、ウスベニタチアオイの花がまた咲き始めました。

 

すっと伸びたイネ科の植物は、レモングラスとベチバー。青々としたレモングラスはお茶やスープのアクセントとして、数本ずつ葉を収穫しては楽しんでいます。細い葉のほうがベチバーです、根から精油が採れるため、葉には香りがありません。

 

綿のような種がはじけているのは、アスクレピアス(和名:唐綿/トウワタ)。妖精のような花からは想像がつかない姿にびっくり!

最後に、お知らせをさせて下さいね。
2010年に出版された、私、夏秋裕美著の『セイクリッド・アロマカード』は、お陰様で第6版の重版が決定!一万部を達成です。

そして、同時に台湾で出版されることになりました。解説書は翻訳となりますが、アロマの香りやカードの絵は、国や言葉を超えて響きあうことができると思うと、とても嬉しい思いです。

『セイクリッド・アロマカード』を可愛がってくださっている皆さまに、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。これからもどうぞ仲良くしてくださいね。

これから、新しくカードと出会って下さる皆さま。お会いできるのをとっても楽しみにしています。(と、アロマの精霊たちがささやいています!)
只今印刷中につき新版入庫までしばらくお時間がかかるようです。
ご希望の方はフレーバーライフ社で在庫を確保していますので、どうぞご利用ください。
それでは、またお会いしましょう!

第56回『太陽のエネルギーいっぱい』

「暑い暑い!」と息をきらして木陰にかけこむ夏の日。さわさわと、涼やかな風が吹きぬけて。伊那谷の短い夏は、次の季節へと向かいはじめたようです。

 

畑では、お日様のパワーをたっぷり湛えたお野菜たちがはちきれそう。私たちはお野菜やフルーツを食べて嬉しくなったり、元気が出たりします。それは、パワフルな太陽のエネルギーが体に満ちるからなのかもしれませんね。

 

 


■黄金の油


春にオーガニックのカレンデュラの種を入手しました。「ちょっと多いかなぁ…」と思いながら、一袋全部をポットに撒きました。発芽率ほぼ100%、スクスクと大きくなりました。その数100株以上。

 

「これ全部、いったいどこに植えるの?」そう思っていたら、畑の一角に思わぬアクシデントがあり、予定していた植栽ができなくなりました。少々がっかりしましたが「そうだ、ここにカレンデュラを植えたらいいわ!」とひらめいて。大いなる采配はなんて完璧!

 

 

一面に咲く黄色とオレンジ色の花は、6月から8月初旬までの2か月もの間、毎日毎日たくさんの花、花、花!毎朝摘み取って、花びらをはずしては籠に入れ。

ほんとうはゆっくり乾燥したほうがよいのでしょうが、あまりにもたくさんの花が毎日咲くので、カゴも足りなくなって。お天気の日に思い切って車の中で乾燥してみたら、あっという間に美しいドライになりました。

 

 

ひまわりの種の油『サンフラワーオイル』に、『カレンデュラ』の花びらを浸して。2週間ほど『オヒサマ』のあたるテラスに置いて、毎日ビンを振り。太陽のエネルギー三重奏のインフューズドオイル・浸出油をつくります。

 

 

「植物油は太陽の光にあてると酸化するのでは?」という考えもありますが、昔から行われてきた伝統的な手法には、きっと大切な理由があるのでしょう。

 

太陽の熱により、カレンデュラの花の成分がゆっくり油に溶け出して、日毎にオイルが色づいてきます。「太陽」と「植物」と「人の手」による共同作業で生まれる『黄金の油』。まさに、アルケミー・錬金術です。ビンの中にはきっと、成分だけでは計り知れない宝物が育まれているに違いありません。

 

 

「このオイルで痛みが和らぎますように!」「お肌がきれいになりますように!」想いを込めてオイルをつくる。

 

以前の私は、そんな気持ちでした。でも、「わたしのエゴや欲が入らないほうがいいわよね」ある時ふと思って、願いは込めなくなりました。「深い信頼」とともに、サラサラとした曇りのない気持ちで、くつろいでビンを振る……。

 

2週間経って、出来上がったカレンデュラオイルを、みぞおちあたりに塗ってみました。フッと息が深くなり、あたたかなエネルギーが全身に巡りはじめました。

 

残りのオイルは、花びらをガーゼで濾して、遮光瓶に入れて大切に使います。夏に疲れたお肌を労りマッサージをしたり。ミツロウと合わせれば、秋に向けての滋養と治癒力満点のスペシャルクリームになりますね!

 


■真夏のハーブの庭より


暑い季節、ハーブの庭に入ると爽やかな香りに包まれます。普段はふれなければ薫らないハーブも、灼熱の太陽に照らされて芳香成分が揮発しているのでしょう。ローズマリー、ラベンダー、セージ、タイム、フェンネル、ゼラニウム、バジル、オレガノ、マージョラムなどなど、香りの饗宴です。

 

 

庭の中央に、大きなチェストツリー(学名:Vitex Agnus catus)の木があります。真夏の花が少ない時期に、美しい紫の花が涼やかです。ヨーロッパでは古くから薬用植物として利用されてきた歴史があり、女性ホルモンのバランスを助けてくれるハーブとして知られています。

 

 

上の写真の左から、細葉マウンテンミント(学名:Pycnanthemum pilosum)、ボリジ(学名:Borago officinalis )、メドウスイート(学名:Filipendula ulmaria)。和名は「セイヨウナツユキソウ/西洋夏雪草」。その名のとおり、夏に雪が降ったように咲く花は白花がポピュラーですが、この株はめずらしいピンク色。アスピリンの原料になるサリチルメチル酸が初めて分離された植物として有名で、魅惑の甘い香りのある花です。

 

 

上の写真左から、トゥルーローズゼラニウム(学名:Pelargonium graveolens)、同じフウロソウ科でカーペットのように広がるゲラニウム・インカヌム(学名:Geranium incanum)、ワイルド・ベルガモット(学名:Monarda fistulosa subsp.menthifolia)。精油が採れるベルガモットは柑橘で別の植物。香りが似ているからこの名前がついたそうです。北米の先住民族の人たちが薬用植物として利用してきた歴史があります。

 

 

こちらは、浄化に役立つハーブです。乾燥させた葉を薫香にしたり、お茶やお風呂に。重苦しい気分やお部屋を清めるには最適です。上の写真左から、ホワイトセージ(学名:Salvia apiana)、トゥルシー(学名:Ocimum tenuiflorum)、レモンバーベナ(学名:Aloysia citrodora)。

 

 

お料理をひきたてるハーブたち。ラビッジ(学名::Levisticum officinale)、スイートマージョラム(学名:Origanum majorana)、グリークオレガノ(学名:Origanum vulgare)は、キッチンの近くに植えています。

 


■美味しい時間


 

オレガノと言えばトマトソースです。生育旺盛なイタリアントマトは、毎日このくらい収穫できます。何日分かを溜めておいては、コトコト煮込んでトマトソースをつくります。

 

 

夏ならではのお楽しみ、ベリーガーデンも豊かな実りの季節です。ラズベリー&ブルーベリーと桃のババロアをつくりました。

 

お教室の仲間たちがハーブやお花を飾ってくれました。綺麗ですね!白い花はダブルフラワーカモミール。ババロアを切り分けた後、お茶に浮かべていただきました。

 

 

ラズベリーとブルーベリーが終わる頃、ブラックベリーの収穫時期になります。昨年、大株の根元にテッポウムシが入ってしまい、ほとんど切ってしまったので、今年は収量が少なくなりました。でも、少し離れた場所から驚くくらいたくさんの新芽が出てきました。自然界は、虫たちも協力のもと、命をリフレッシュし、より強くたくましく進化していくのですね。

 

 

それでは皆さま、最後までおつきあいいただきありがとうございました。まだまだ暑さも残りますのでお体をいたわりながら。アロマやハーブをお供に、軽やかに次の季節へと向かいましょう!

第55回『ハーブの花めぐり』

夏がきました!伊那谷の森や草花たちは、まぶしい太陽の下で輝いて。蝶や蜂が、花から花へと忙しそうに飛び回っています。

 

池にスイレンが咲きました。夕方には眠るように花を閉じる睡蓮です。翌朝、また花を開いて、3日ほど花を楽しませてくれます。

今年は雨の少ない梅雨でした。庭に風情を添えてくれた水辺の植物たち。菖蒲は、今年とりわけ美しく咲きました。ギボウシ、レデイースマントルも雨の似合う花です。そして、あじさいの水色から桔梗の青に。季節はめぐります。

 

 


■水色の花がすき


ハーブの庭は水色の海になりました。フラックスです。小さな花は、朝開いて午後にはしおれてしまう、はかない半日花です。

 

 

種から亜麻仁油が、茎はリネンの繊維がとれます。そよ風に揺れる花姿がたまらなく好きで、春に種をまいて、心待ちにしていました。

 

こちらも水色の花が美しい、チコリです。フラックスと同じく半日花で、こぼれ種で増え、私の背丈くらいに大きくなって。花の命は短いけれど、毎日たくさん花を咲かせ続けるチコリはとてもパワフルです。

開いたばかりの花の中心をよく見ると、ストライプの棒状の雄しべが見えます。しばらくすると、雌しべらしきものが伸びてきました。花粉がたくさんついていますね。見る見るうちに先端がクルンとカールしてきました!

 

 

すると、虫たちがすかさず集まってきます。そして、お昼を過ぎるころには花の命を終えます。自然界のみごとな連携プレーです。

 

わたしは、ハーブを体調や目的に合わせて使う場合もありますが。この庭に立つときに、大切にしたいと思っていることがあります。『植物とふれあう瞬間に訪れる感覚』です。

 

 

そのハーブをお茶やお料理にしてみたいのか、お風呂に浮かべたいのか、ご近所のおばあさまにお届けしたいのか。それとも、ただただその姿を愛で、風景にとけ去っていたいのか……。その感覚をキャッチするには、どうやら頭の知識や習慣をいったん脇に置いておくのがよさそうです。

犬の花ちゃんは、チコリの下でひと休み。わたしは、朝露つきの水色の花びらを少しわけてもらって、サラダに散らしていただいてみましょう!

 


■ハーブの花めぐり


7月は、庭のハーブがつぎつぎと花を咲かせる嬉しい季節です。花を探して、ガーデン散策にでかけましょう!

インフューズドオイルを作るために、今年はカレンデュラの花を沢山植えています。一面に咲く明るいオレンジの花に、元気をもらいます。

 

この季節、自然農のガーデンはあっと間にジャングルのような風景に…!草の茂みをよくよく見ると、ひょっこりとハーブの花が咲いていたりします。ボリジ・レモンバーベナ・コーンフラワー・バーべイン・ソープワート・ベルガモット・ハチミツソウ・ルー・メドウスイート。

 

 

チェリーセージ・オレガノ・ボリジ・レモンバーベナ・マウンテンミントなどのお花もみつけました。こぼれ種で、葉が出てきた花オクラ・赤シソ・青シソ・エゴマがその隙間で出番を待っています。ピーマンやレタスなどのお野菜、盆栽育ちのサツキ、鳥が種を運んだ野ばら、野草のドクダミなども共存して、思いもよらない、立体的な風景が出現しています。

 

赤い花はベルガモット、黄色い小花はフェンネル。ベリーガーデンでは、レッドカラントが熟してきました。ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリーなども、まもなく実りの季節を迎えます。

 

 

ラベンダーも見ごろになりました。アスクレピアスの花は、妖精たちが手を繋いで躍っているようですね!

 

春先にポット育苗していた固定種のレタスは3種類。定植したコーナーは草を整理し、少し丁寧に整えて、風通しを良くしてみました。友人が「古墳みたいね」と笑っていました。写真は、5月から7月の成長記録です。レタスの間から伸びている青い花はボリジです。

 

ガーデン散策には、虫対策のアロマが欠かせません。フレーバーライフ社の限定ブレンドエッセンシャルオイル『虫対策ブレンドⅡ』はハーブフローラルな爽やかな香りです。コットンに2~3滴垂らして麦わら帽子や腰に下げる道具袋に挟んでおきます。

 

 

花を摘みながら、ガーデンを一周したら、こんな花束ができあがりました!

まだまだご紹介したいハーブが沢山あります。来月もハーブの庭より、お便りをお届けしたいと思います。それでは、最後までおつきあいいただきありがとございました。またお会いしましょう!

 

第54回『6月の庭とバラの香り』

 

雨の少ない6月の庭は、さわやかな風が草花を揺らします。ここ数日、ようやく梅雨らしい空になりました。

 

晴れているのは嬉しいけれど、やはりこの時期には大切な雨です。これで、安心して蛍も舞いはじめるでしょう。

 


■ある朝の風景


ある朝、庭の苺を摘んで朝食中。庭中に広がる大粒の苺は、6月には毎日、両手にいっぱい収穫できます。採れたてお野菜と苺のサラダは、お皿から飛び出しそうなくらいピチピチしています。苺スムージーはピンク色がきれいです。

 

「あぁ、なんて幸せな朝食!」美味しいものをいただくと、いつもはすぐにご機嫌になります。でも、この日ばかりは、明日に控えた大切なイベントを前に、気持ちはどこかに飛んでいました。

 

すると、彩雲が!「すべては完璧。心配しないで、この瞬間をゆったり楽しんでね!」空から、そんなメッセージをもらった気分です。

 


■バラの蒸留会


「明日に控えた大切なイベント」とは、わたしの庭にお客様をお招きして、バラの蒸留会を開くのです!友人のお声がけで、神戸、京都、横浜、岐阜、南信、北信など、ずいぶん遠くから集まって下さることになりました。

 

さて、当日。南信州の小さな村の、小さな庭に集う素敵な女性たち。バラを摘んだカゴを手に、ヒラヒラとお庭を舞いながら楽しそうな皆さんの様子をみていると……。

 

わたしは庭の小人たちの一員で、そちら側から『女神さまの集会』を眺めている。そんな不思議な気分になってしまいました!

カゴを手にしている女性は、バラの蒸留会をご一緒に企画してくださいました。なんて素敵な微笑み!

 

ところで、今回のコラムには犬の花ちゃんがたくさん登場しています。ねらって撮影していたわけではないのですが、どのシーンにも嬉しそうに、一緒に参加しています。

バラの花や香りは長い歴史の中でも、愛され続けてきました。蝶や虫たちや、犬の花ちゃんや、わたしたち人間や。そして目には見えないけれど、自然界のスピリットや、マザーアースも。バラは、すべての存在たちにとって、愛と幸せを響きあわせる、かけがえのないお花なのでしょうね!

 


■ローズウォーターができるまで


さあ、いよいよ蒸留スタートです!朝早く花を摘むのは、芳香成分が太陽にあたると揮発してしまうから。今にも開こうとしているお花は、香りも最高!ベストコンディションです。

その横で、たくさんの花をつけていたツルバラも一緒に摘み取りました。こちらはバラ風呂用としてお土産に。

 

花びらを丁寧にガクからはずします。蒸留容器に湧水を注ぎ、お水に直接触れないようにネットをセットします。その上に花びらを入れたら、ガラス管をセットし、加熱をはじめます。

 

湧水が沸騰して、蒸気が花びらを通過していきます。芳香成分を含んだ水蒸気が、ガラス管を伝わり冷却されると、クルクルッと雫が下降し「ポトン」とビーカーに落ちるのを見守ります。

 

アロマの教科書でよく見かける蒸留工程が、実際に目の前で繰り広げられることに感動します。この上澄みを取り出したものが精油(エッセンシャルオイル)ですので、「精油がどれほど貴重なものか!」と、皆で改めて感じ入ります。

 


■心配しなくて大丈夫なんだ!


イベント開催にあたり、「遠くから道に迷わないでいらっしゃれるかしら」「バラは咲くかしら」「蒸留器具は間違いなくセッティングできたかしら」「お茶やランチの段取りは」…頭の中には、小さな心配がたくさん頭をもたげていました。あらかじめ計画していた通りに進まないことも色々ありました。

でも、七色の虹が教えてくれたとおりでした。「すべては完璧。心配しないで、この瞬間をゆったり楽しんでね!」と。

10人の女性たちと、お花たちが出会い創造されていく世界は、小さな奇跡の連続で、計画や予想をはるかに超えていきました。その感覚を、今はまだ言葉にするのが難しいのだけれど、静かで深い歓びと共に、熟成しているところです。いらして下さった皆さま、ほんとうにありがとうございました。

そうそう、蒸留したてのローズウォーターは少し青っぽい香りがします。こちらもゆったりと熟成を待つことにしましょう。

 


■6月のしごと


バラが咲くころに、梅仕事、山椒の佃煮、田植え、筍を煮るなどなど一気に仕事がやってきます。ほんとうに嬉しい忙しさです。一番おいしい瞬間をのがさないように、今日も朝から山や裏庭を巡ります。

 

裏庭の青梅で梅ジュースを仕込みます。木の上で、もう少し熟してきたら梅干しです。山椒の木は庭に数えきれないくらいあります。小枝を外すのが大変なので、面倒に思わないくらいの量の実をいただきます。

たくさん実がなっていると、全部取ってしまわないともったいないような気分になることもありますが。自然からの恵みは、ほんの少しだけ。楽しくお料理できる分だけわけていただく。そのくらいの感覚でいると、わたしにはちょうど良いようです。

 


■バラづくし


わが家の庭には、ダマスクローズの他に数本のバラがあります。はじめは、ローズの精油が採れる『ダマスク』『ケンティフォリア』、ローズヒップの採れる『ドッグローズ』を植えました。目的がはっきりしていますので、必ず無農薬で育てています。

そのうちに、お友達のお庭から挿し芽をいただいたり、鳥が種を運んだり。少しずつバラの種類が増えていきました。結果として、原種に近いものや、野ばらのような強靭で生育旺盛なもの、多くの人に愛されるポピュラーなつるバラ(=美しくて育てやすいのだと思います)が元気に根付いています。

スパニッシュビューティー、アンジェラ、ピエール・ド・ロンサール、パフビューティー、サマースノー、ジェネラスガーデナー、群星、野ばら…。6月の庭は、まるで地球の玉手箱が開かれたような風景です。

それでは、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。次回は、7月のハーブガーデンの様子をお届けいたします。またお会いしましょう!

 

【撮影協力】
長野県伊那市『Wildtree』http://www.wildtree.info/
兵庫県神戸市『ほしのしずく』http://stellagutta.web.fc2.com/

第53回『皐月の花にさそわれて』

もえぎ色に輝く山々に抱かれて、花桃とりんごの花が満開になりました。わたしの家のある、南信州の小さな里山の風物詩です。

 

 

 

犬のはなちゃんと一緒に、きれいな花にさそわれて道草中。気がつけば、一日中お散歩しています。かえるの合唱もはじまって、そろそろ初夏の訪れを感じる伊那谷です。

 

 


■花桃のふしぎ


花桃は、今年もみごとな艶やかさで里山を埋めつくしました。よく見ると、1本に白やピンクや赤の多色の花が咲いている木があります。不思議に思い、インターネットで調べてみました。

 

 

遺伝子の変異ということですが、興味深い記事を見つけたので、下記サイトより引用させていただきます。

http://www.geocities.jp/jsajosei/kakuchi/osakashibu.html

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梅や花桃では、一本の木に白、ピンク、赤など複数の色の花が咲くことがあります。一本の木は遺伝子が一種類なので、花の色はすべて同じであるはずなのに、なぜ花の色が様々になるのか?花モモの花の赤い色を作る遺伝子を発見された、研究者からお話を伺いました。

その遺伝子をpeace gene と言います。「平和」の遺伝子!

Peach(モモ) anthocyanin(赤い色素の名前)  coloration(発色) enhance(増やす) gene(遺伝子) の頭文字をとったとのこと。彼女はこの名前を誇りにしていました。花モモや紅梅は本来この「平和」遺伝子を持っていますが、一方では、この遺伝子が働くのを邪魔する風来坊の遺伝子(transposon)が別にあり、その遺伝子が「平和」遺伝子に取り付くと赤い色素を作ることが出来ず、白っぽい花になると推測されています。満開の一本の梅。少し斑がはいった白い花が圧倒的ですが、濃いピンクの花ばかりの一枝と、白とピンクが交互に咲いている別の一枝があり、大変美しい、珍しい樹木でした。一般には、源氏と平家の旗の色にちなんで「源平咲き」と言われます。純粋に科学として興味深い話ですが、大変ドラマチックな「遺伝子物語」でもあります。

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なるほど!花桃は、紅組と白組が手を取りあい、融合した時に生まれる『奇跡』と『創造』の美しさを、わたしたちに見せてくれているのですね!

 

 


■明るい森の小さな花


木漏れ日の森には、ちいさな山野草が風に揺れています。その姿や色などは、なんとも儚げで繊細です。息をひそめながらそっと近づきます。

 

 

シラネアオイの薄紫が淡い光を放っています。小さな花たちのその瞬間のムードを、写真に収めるのはほんとうに難しくて。皆さまのもとに、植物たちのささやきが届くでしょうか。

 

 


■野の花のブーケ


5月の爽やかな日、お友達の結婚パーティーにお招きいただきました。庭や野の花で小さな花束をつくりました。菜の花、ダイコン花、パセリ、レモンバーム、キャットミント、そしてフキの葉。

 

ゴージャスなお花がたくさん飾られている中、質素な花束をお渡しするのを少しためらいましたが……。幸せいっぱいの美しい花嫁さんが手にしてくださると、小さな花はかわいらしく揺れていました。

 

 

 

新緑の季節、高原の教会での結婚パーティーは、お二人の真心が隅々まで込められていました。少し遅れて咲いていた、しだれ桜の花吹雪が舞いました。お二人を大切に思う方たちのお祝いの気持ちとともに、アルプスの山々や花や鳥たちや、大自然からの祝福が賛さんと降りそそぎ、それはそれは美しい瞬間でした。どうぞお幸せに!

 


■皐月の庭では


5月の庭に咲く花たちです。ニワザクラ、フジ、ツツジ、サツキ……。盆栽好きだったおじいさまが植えた木々の花が咲き誇ります。ハートの形が印象的なお花は、ケマンソウです。

 

 

ニワザクラは、縁側からいちばんよく見える場所にあります。近くに種が落ちて、たくさん新芽が出てきました。ほんとうにかわいくて大好きで、毎年「かわいい、かわいい!」と喜んでいたから、その気持ちが伝わったのかもしれませんね。

 

 

ハーブガーデンでは、クレマチス、キャットミント、ヤグルマギクの花が咲いています。羽化したばかりの蝶々が羽を乾かしています。犬のはなちゃんはタイムの絨毯でお昼寝中です。

 

 

タイムの花に群がるミツバチさんたち。りんご畑には、花の季節になると受粉のために養蜂家の巣箱が置かれます。巣箱から遊びにきてくれたのでしょうか。

 

 

先月ポットに種をまいた、ボリジ、カレンデュラ、ナスタチュームが大きくなり、そろそろ定植です。お野菜は、固定種のレタスとトマト、花もかわいいオカノリや花オクラ、宿根草のルッコラなど『見た目もかわいくて手間がかからない』をテーマに育苗中です。

 

 


■アロマのエアフレッシュナーづくり


そろそろ蒸し暑くなりはじめて、アウトドアで過ごすことも多くなります。この季節になると、アロマスプレーが重宝します。虫よけに、日焼けのアフターケアに、気分や空気のリフレッシュなどに。

スプレーの作り方は簡単です。スプレーヘッドがセットできる遮光ビンに1/10くらいのアルコールを入れて、そこにお好みや用途にあわせたエッセンシャルオイルを数滴。アルコールは、薬局で売っている無水エタノールや、アルコール分の高いウォッカを使います。今回使用するウォッカは、なんと度数96%!

 

 

その後、お水を容器の肩口まで満たしてよく振ればできあがり。使用の都度、よく振ってスプレーします。お顔に直接ふきかけたり、目に入ったりしないように気を付けて。色のつくエッセンシャルオイルもあるので、お洋服にもつかないほうが安心ですね。

 

 

虫よけや空気のリフレッシュには、ラベンダーローズマリーユーカリペパーミントレモングラスなどがおすすめです。2~3種類あわせるとどんな香りになるかな?とブレンドしてみるのも楽しいですね。

 

それでは、今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。またお会いしましょう!

第52回『色とりどりの春』

桜は満開、うぐいすも鳴きはじめ、伊那谷は待ちに待った春を迎えました。ぽかぽか陽気に「春眠暁を覚えず」うつらうつらと眠たい、のどかな春の日です。

 

落ち葉に覆われた里山の風景は、瞬く間に、あざやかな花の色で埋めつくされて行きます。水仙の黄、椿のピンク、ムスカリやヒヤシンスの紫、モクレンの白、そして、さくら色。

 

 


■さくら


今年の桜はゆっくり咲きました。蕾が膨らみかけた時に冷たい雨が降ったのです。裏庭の桜は、去年よりも数日遅れて、今朝(4月17日)、ようやく綺麗に咲きそろいました。

植えていないのに、実生で毎年どんどん増えるわが家の桜です。今年もあちらこちらで小さな枝に花を咲かせています。思いもよらない場所で大きくなって。でも、ちゃんと話し合ったように、バランスよく並んでいます。

 

村の大きな枝垂れ桜に、今年もご挨拶に行きました。中央アルプスを背景にした、樹齢約100年の桜の姿は荘厳です。木の下で目を閉じると、桜色の香りにやさしく包まれました。

 


■野の花散歩


ぺんぺん草、ハコベ、ホトケノザ、オオイヌフグリ、タンポポなど、野の花をみつけながら歩くのが楽しい春の散歩道です。私は目が悪いので、小さな花をみつけるたびに、うずくまったり、はいつくばっている自分に笑ってしまいます。

 

 

絨毯のような野の花の中で、ごろんと寝ころがって空を見ると、なんて気持ちがいいのでしょう。やわらかなお日様と春風に包まれて、からだ中がポカポカと、このまま地球に溶けてしまいそうです。

 

 

帰り道、野原の美味しいごちそうを少し摘ませてもらいます。ヨモギ、ノカンゾウ、ユキノシタ、行者ニンニク…。天ぷらにおひたしに、ヨモギ餅。今夜もすてきな夕食となりそうです。気がつけば、もう何日も、街に買いものに行っていなぁ……。母なる地球に養われている春。ありがとうございます。

 


■ヤママユの糸の美しさ


 

昨冬、栗の木に、黄緑色の繭がたくさんぶらさがっているのを見つけました。お隣さんが、ベテランのおばあさまに野蚕のことを教えて頂く機会があったそうで、お味噌仕込みの日、傍らで糸とりに挑戦することになりました。

 

 

繭を七輪でコトコト煮て、糸口をみつけて糸をたぐります。思いのほか、スルスルと出てきます。何本かあわせて撚りながら糸巻に巻いて行きます。とても綺麗に光る緑色の糸がとれました。

 


■ハーブの庭より


冬を越したハーブが、枯草の中から顔を出し始めました。レディスマントル、メドウスイート、マウンテンミント、レモンバームなど「今年もまた逢えたね!」とばかりに、新しい葉を輝かせています。

 

うぐいすが鳴きはじめると、種まきをします。ボリジ、ナスタチウム、カレンデュラは種が大きくて播きやすく、発芽率も良好です。

 

 

日中はポカポカですが、夜はまだ零度くらいになる日もありますので、種を播いたトレーを、毎夕、お部屋へ運び入れます。「そろそろかしら…?」と、保温のためにかけている毛布をめくって、夜中にそっと覗いてみたりしながら、ソワソワと発芽を待ちます。桜が咲いた今朝、双葉もぴょこんと顔を出しました!

 


■もうすぐ母の日


まもなくゴールデンウイーク!連休中のプランを立てたり、母の日のプレゼントを用意する季節となりました。

 

フレーバーライフ社のWebサイトでは、期間限定販売「母の日ギフト」が紹介されています。「朝ブレンド」「夜ブレンド」とネックレスの組み合わせなど、素敵なセット商品が沢山。ラッピングもしてくださるようです。お母さんへのプレゼントにぴったりですね!

 

それでは、今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。また、お会いしましょう!

第51回『春はミラクル』

ふきのとうが顔を出し、ピーンと透きとおっていた空気は、いつのまにかやわらかになりました。空を見上げると、東風の上昇気流に乗ってトンビが舞い上がり、声高く鳴いています。

 


■春の気配はどこから?


雪解けの伊那谷は、木々の芽が膨らみ、うっすらとピンク色のムードに覆われています。落ち葉の中から、リコリス、ハナニラ、水仙などが出てきました。わが家で春一番に咲く花は福寿草です。

 

まもなく春本番、あたり一面にエネルギッシュな命の気配が満ちはじめています。この圧倒的な「春の気配」は、いったい何なのかしら?と、本棚から、自然界の秘密をひも解くヒントが書かれていそうな本を取り出し、パラパラとめくります。

 

挿絵引用
「妖精世界」G・ホドソン著/近藤千雄訳/太陽出版より

世界中の童話やおとぎ話には、フェアリーや小人たちが登場します。国が違っても、描かれる姿は、なんとなく似ているものですね。裏庭を眺めていると、先のとんがった靴を履き、三角帽子をかぶったノームが木陰を早足で歩いていたり、うす桃色の羽の妖精がスティックを振りながら花に色をつけていたり……。そんな姿が見える気がしてくるから不思議です。

 

 

大地の精や、森の精、花を咲かせる妖精や天使たちが、春風に乗って忙しく働いているのを、私たち人間は「春の気配」として感じているのかもしれませんね。

 


■コロボックルのお話し


子供ころ、大好きな物語がありました。「さとうさとる」さんの『だれも知らない小さな国』を代表とする、コロボックル物語シリーズです。何度も何度も読みかえして、表紙はボロボロ。読むたびに気が遠くなるほどワクワクしていたのを懐かしく思い出します。あんなに大切にしていたのに、引っ越しの時にどこかに置いてきてしまったのか…、今、わたしの本棚には1冊の絵本があるだけです。

 

もういちど、小さな国の小さなひとたちのお話を読んでみようかしら。誰しも心の中には秘密の国があって。カエルのかぶりものを着たコロボックルが、今でも生き生きと暮らしていることでしょう。

たくさんの人たちの瞳を輝かせた「さとうさとるさん」。2017年早春、天に還られたそうです。心よりご冥福をお祈りします。

 


■春の食卓


少しずつあたたかくなって、食べたいものや飲みたいものが変わってきました。寒い季節は、根菜やお漬物が中心の食卓でしたが、3月に入る頃からフレッシュなものをいただきたい気分になってきました。青菜をサラダやお浸しにして、モリモリといくらでも食べてしまいます。

 

 

デザートも、冬にはこってりしたパウンドケーキのようなお菓子をストーブでよく焼いていましたが、このごろは、さっぱりしたものが食べたい気分です。冬の間保存していて、シワシワになってしまったリンゴと、ベリーをあわせてコンポートに。甘酸っぱく、つるんとした食感になりました。

 

お昼ご飯には、フキ味噌をごはんにたっぷりのせて。ほろにがい春の味覚に、細胞たちは大喜びしているようです。

こんなふうに、季節の移り変わりと共に食べたいものや美味しいと感じるものが変わっていく。人間は、ほんとうによく出来ているものだなと思います。そして、自然界は「今、食べると良いもの」をちゃんと目の前に用意してくれています。水辺にクレソンとワサビの葉が出はじめました。

 

 


■春の香り選び


 

アロマの香り選びも同じように。季節や時間、体調などに応じて、その都度好みの香りは変わりますので、感覚をこまめに働かせて好きな香りを選びます。

わたしは、この春、カモミールローマンやラベンダーなどのさわやか系のフローラルな香りに心やからだが響くようです。カモミールは「炎症をおさえる」「安眠」、ラベンダーは「自律神経バランス」「免疫を助ける」「リラックス」などが特徴です。

 

寒くて固まっていた心身を弛ませていくにはぴったりのラベンダーとカモミールローマンです。また、季節の変わり目は自律神経がフル活動しています。私は、少し花粉症がありますので、春は炎症ぎみで、鼻が詰まって眠りが浅くなりがちです。どちらの精油もぴったりな適用です。体は、必要な香りをとてもよく知っているのですね!

 

皆さまは、この春どんな香りがお好きですか?

 


■10種~30種の香りをお試しいただけるキットのご紹介


「今日のわたしは、どんな香りと響きあうかな?」と、香り選びを楽しむには、10種くらいの精油があると体調や気分に合わせやすくなります。ですが、たくさんの精油を揃えるのは難しいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時には、『アロマテラピー入門セット』がおすすめです。『セイクリッド・アロマカード/定価¥4,011(税込)』に、1mlサイズの10種の精油『アロマテラピー検定2級用精油セット/定価¥2,160(税込)』がついて、大変お得な限定キット(¥5,616/税込)です。アロマ検定を受験される方はもちろん、アロマライフを楽しみたい方や、『セイクリッド・アロマカード』と精油を対応させて使いたいという皆さまに、大好評です。

 

10種の香りは、ラベンダーローズマリーユーカリ・グロブルスゼラニウムティートリーイランイランジュニパーベリーレモンスイートオレンジペパーミントの定番の香りのラインアップです。(※画像はレモングラスですが、セット内容はイランイランが含まれております。)

また、この他に「アロマテラピー検定1級用精油セットA・B」を加えると、一気に30種類の香りを揃えることが出来ます。ローズ・オットーローズAbsネロリメリッサカモミールローマンカモミールジャーマンサンダルウッドなど、単品では高額な精油も含まれています。精油メーカーのフレーバーライフ社ならではの商品となりますので、ぜひ、お試しください!

 


■春の庭のゆくえ


 

それでは、今回も最後までおつきあいいただきありがとうございました。上の写真は、現在(3月中旬)の庭の風景です。下の写真は去年の5月中旬のものです。

 

 

たった2か月でこんなに!??今年はどんな風景が出現するのでしょうか。どうぞ、楽しみにしていてくださいね!

第50回『雪と氷の世界から』

冷えた空気の中に、ときおりふっと春の香りが届きはじめました。目には見えない所で、森の木々や動物たちが伸びをして、潜めていた息をフゥーッと深呼吸したのかもしれませんね。

 

朝、窓辺にユニークな形をした氷柱をみつけました。「氷の世界から、人間界に何かお知らせが?」そんな空想の世界を楽しんでいたら、お日様の光に照らされてあっという間に「シャリン!」と音を立てて飛び散ってゆきました。

 

私が住んでいるところは雪国だと思っている方も多いのですが、実は、伊那谷の冬は晴れの日が多く、あまり雪は積もりません。たまに降る雪は、大変さはあるものの、心がはずみます。

雪のあとに楽しみにしているのが、動物の足跡を探すこと。大きな足あと、小さな足あと、まっすぐに歩く足あと、飛び跳ねる足あと……。家の近くに、こんなにたくさん動物たちが住んでいるとは驚きです。

 

日常では、ほとんど姿を見ることは無いのですが、鹿やキツネやタヌキさんには、何度か出くわしたことがあります。まだ会ったことがないのはウサギさん。雪の日の後に、いちばん元気な足跡です。

農作物をつくる地域では、動物による被害が年々深刻化しています。もともとは豊かな森の中で安心して暮らしていた動物たち。今や、人里まで降りてこなければならなくなってしまったのはなぜなのか……。もう、川や森を元に戻すことは難しいとしたら……。そろそろ、新しい未来を本気で描いて行く時期が到来しているのかもしれません。『地球に暮らすものたち皆が、豊かに幸せに共生する調和の世界』は、誰もが願う未来なのですから。

 


■2月の庭しごと


真っ青な空を見上げると、葉を落とした広葉樹の枝に鳥の巣をみつけました。きれいな薄緑色の繭もぶらさがっています。もう、新芽が膨らんで、赤く色づいています。

 

晴天が続き、木々の雪も溶けはじめたので、バラの剪定と誘引を少しずつしています。あまりに放任で、大きくなりすぎたバラをどうしようかと思っていた所、ガーデナーの友人がお手伝いをして下さることになりました。

 

日本でも有数のハーブガーデンでバラの管理をしていたご夫妻で、近くに越してこられたのです。「お手伝いしましょうか?」と声をかけていただいて、なんという幸運!今年の春のバラの庭は、今までとちょっと違った風景が出現しそうで、とても楽しみです。

 


■2月の部屋しごと


連日氷点下10度まで冷え込むこの季節、晴れた日にも、午後3時には寒くなりはじめます。冷え込む前に、早々にお部屋に退散です。豆の選別をしたり、DVDを観たり、このコラムを書いたり。「ずいぶんのんびりしてるのね!」なんて、街の友人たちには笑われますが、冬ならではの愛しい時間です。大きな白いんげんに、黒花まめ、囲碁の石みたいですね。

 

昨夜は、前から気になっていた『グッド・ハーブ』というメキシコ映画を観ました。
http://www.action-inc.co.jp/hierbas/

 

メキシコには行ったことが無いし、メキシコ映画もはじめて見るのですが、なんだかとても懐かしい。植物の緑や風景は色濃く、人と人の距離が近くあたたかい。独特の空気感と雰囲気のある映像でした。薬草好きにはたまらないシーンも多く、さらに、母と娘、人間として、女性として生きること、認知症や介護のことなど、深く問いかけられるものがありました。オアハカの伝説のシャーマン『マリア・サビーナ』も登場します。

 


■美味しい冬のごちそう


メキシコ映画を見たからでしょうか、チリコンカンが食べたくなりました。お豆と、乾燥させておいたハーブ、自家製トマトソースをたっぷり入れてつくります。チリパウダーは、赤唐辛子だけでなく、オレガノ・クミン・パプリカなどが入っているミックススパイスです。

 

《材料》
いんげん豆、ひき肉、玉ねぎ、トマトペースト、乾燥オレガノ、チリパウダー、ニンニク、塩、コショウ

みじん切りにしたニンニクを香りが出るまで弱火で炒め、お肉と玉ねぎを加え、塩コショウをして炒めます。そこに、トマトペースト、煮豆(あらかじめ煮ておく)、香辛料とハーブを加えて中火で煮込み、味を調えて出来上がり。

いただく時に、もう一度オレガノをたっぷり。写真の様な状態で乾燥させておけば、手でパラパラとふりかけのようにほぐして使えます。茎は固いので除きます。

 

大きくてやわらかい、赤カブをいただいたので、甘酢漬けに。ゆずとローズヒップを加えてみることにしました。

 

薄くスライスしたカブに、酢と砂糖と塩、昆布の細切り、ゆず、ローズヒップをあわせて重しをして。この器はガラス製で、重たいフタがついています。即席お漬物作りにとても重宝しています。2~3日でこんなに綺麗な色になりました!和食にも洋食にもどちらにも合います。

 


■花の香りでマッサージ


 

そろそろ冬から春に向けてのアロマケアをしておきたい季節となりました。寒さで、体が強張ったり、お肌が乾燥したり。そんな時には、甘いフローラルな花の香りに包まれて。ちょっと贅沢な「ローズ」、「ラベンダー」、「ゼラニウム」のブレンドオイルでセルフマッサージです。

 

フレーバーライフ社のローズブレンドが限定発売されました。上記の他に、クラリセージ、イランイラン、ベルガモットFCF、パチュリが絶妙な配合でブレンドされている、ゴージャスな香りです。皆さまも、冬から春に向けて『香りの女王ブレンド』で美しさにますます磨きをかけて!ぜひお試しください。

それでは、最後までおつきあい下さってありがとうございました。またお会いしましょう!

第49回『2017年はどんな年?』

 

新しい年を迎え、早いものでもう1月も後半となりました。伊那谷は、木々や動物たちもひっそりと息をひそめ、深い静寂が広がります。細かい粒子が張りつめた、冬独特の空気は、幻想的な美しい世界をつくりだしています。

 

 


■新しい年のスタートは


 

皆さまは、2017年どのようなスタートをされたでしょうか?穏やかに過ごされた方、ご家族集まり賑やかに過ごされた方、初詣や旅に出かけた方、福袋に素敵なギフトが入っていた方…、年のはじめは、なんだか特別感のある素敵な時ですね。

 

 

私は、穏やかに新しい年を迎えることができたなあと思っていた矢先、ちょっとしたアクシデントに遭遇しました。「年初の出来事体は、一年の流れの象徴」とも言われます。「え~っ!いったい今年はどうなっちゃうのかしら!?」と、少々動揺しました。

 

 

そんな時には、森や大地を感じて深呼吸。心に染みる人の優しさや、あたりまえの一瞬一瞬が奇跡的であることへの感謝が、ストンと心の中にやってきました。「全ての出来事や流れやご縁は完璧で、自分一人で生きているわけでは無く、人々も自然もお互いに助け、助けられながら生かされている……」大自然の中にたたずむ時、そんな気持ちを思い出します。

 


■『セイクリッド・アロマカード』


 

さて、2017年にむけて、恒例となりました年初のカードメッセージをお届けしたいと思いますが、その前に『セイクリッド・アロマカード』のお話しを少し。

 

セイクリッド・アロマカード』は2010年に誕生し、早いもので7年目を迎えました。アロマセラピストさんをはじめ、ヒーラーさん、カウンセラーさん、美容師さんや、治療家や学校の先生方など、当初は人々の健やかさを支えるお仕事の方たちの間で広がって行きましたが、最近では、日常の一コマとして、ご自身やお友達同志でカードを楽しまれるケースも増えているようです。

 

 

沢山の方たちに可愛がっていただき、お陰様で重版5刷、10,000部近いロングセラーとなっています。また、最近では海外からの出版のお話もあり、まだまだ広がりを見せています。こうなるともう「私がつくった」という感覚は無く、私とフレーバーライフ社と出版社BABジャパン様と、そして共作者HIROさんとRIEさんの手を通しての、植物の精霊たちの仕事なのではないかしらと感じています。

 

 

さて、それでは「アロマカードって何?」という方もいらっしゃるかと思いますので、簡単にご紹介させていただきたいと思います。

 

カモミール、ローズ、ラベンダーなど、アロマでおなじみの29種の植物と、「風・水・火・地」4つのエレメントの、合計33枚のカードで構成され、花コトバのようなメッセージが添えられています。

 

 

タロットカードにも似ていますが、このようなカードは通称「オラクルカード」と呼ばれています。オラクルとは「神託」「お告げ」という意味があり、聖書をパッと開いたページから、人智を超えた閃きやお告げを得る「ビブリオマンシー」に、その起源があると言われます。オラクルカードには天使や妖精が描かれているものが多く、「セイクリッド・アロマカード」は、アロマ植物の精霊たちがモチーフです。

 

早速カードをひいてみましょう。33枚のカードをよくシャッフルして扇方に開きます。「今日のわたしにピッタリな香りは?」と心の中で思いながら1枚カードを選んでみると、「レモン」のカードがでました。

 

 

カードにはレモンが象徴する世界観の絵と「PLAYFUL/(遊ぼうよ)」「HARVEST/(収穫)」というワードが描かれています。

 

解説書を開いてみると、「あれこれいろいろ考えるのをちょっとお休みして雲の上にのせておくと、空から素敵な答えがやってくる」というメッセージです。

 

 

レモンの香りがもたらす恵みは「明るさ」「純粋」「軽やか」「愛らしさ」「元気」「爽やかさ」「賢さ」「夢」「自信」「乗り越える」です。

 

わたしは、前述の出来事で緊張し、少々ナーバスになっていたのでしょう。このカードの絵やメッセージを見た瞬間に、ふと肩の力がぬけました。そして、レモンの香りを深呼吸すると、心や体がみるみる軽やかになりました。

 

さらに、ハーブティーにレモンをたっぷり入れて、お茶を飲んでみると「さあ、新しいスタートだわ!」という気持ちと「遊びごころ」が内側から自然に湧いてきました。

 

 

こんなふうにして、絵から広がるイメージをキャッチしたり、解説書を読んだり。カードに示された植物や香りでお部屋を香らせたり、お風呂やスキンケアに使ったり。また、ハーブやスパイス、フルーツなら、お料理やお茶にも。実際のアクションに繋げることができるのが『セイクリッド・アロマカード』の特徴です。

 

レモンの後に、もう一枚ヒントカードを引いたら「ブラックペッパー」が出たので、夕食のお料理に胡椒をたっぷりかけていただきました。ブラックペッパーのスパイシーな香りは、いかにも「スタート」を応援してくれそうですね。

 

 

何か問題に直面したとき、私は「〇〇について」と、心を静かにしてカードをひきます。そのプロセスでも気持ちが整理されますし、カードや解説をみたときの自分自身の心の動きを観察したり、視点の角度が変わる事などから、それまで気がつかなかった、問題の背後にある本質や、乗り越える糸口をみつけたり。カードを使うほどに、「答えや智恵は、自分の内側にあるのだ」と実感が深まります。

 

また、気軽に「わたしにぴったりな香りは?」「仕事は?」「恋人とどうなるの?」とカードを引いてみるのも楽しいですよ。今や、女子会にカードは欠かせない存在となりました。

 


■2017年はどんな年?


 

2017年について、『セイクリッド・アロマカード』をひいてみました。

 

 

☆1枚目 『2017年の全体の流れについて』…『メリッサ

☆2枚目 『どのような内的状態を保つとよいか』…『サンダルウッド

☆3枚目 『意識的に取り組むとよいこと』…『ユーカリグロブルス

☆4枚目  『2017年、全体が向かおうとしている世界』…『スイートオレンジ

 

 

メリッサ」は、この絵の通りスタートの準備が整い、両手を広げて飛び立とうとしている様子が描かれています。レモンのような清々しい香りは、新しい道への後押しをしてくれるでしょう。数秘では2017年は「1/新しいサイクルがはじまる年」となるので、ぴったりですね。

 

サンダルウッド」は、常に自分自身の中心にいること、そして祈りをあらわします。「ユーカリ」は「浄化」の象徴です。引き続き今年も心身や魂の浄化を意識的に進めていくこと。

 

そして、全体が向かう先は、「スイートオレンジ」。大地の恵みのもと、人々が豊かに公平に手をとりあう。調和とバランスのとれた世界を象徴しています。4つの香りをブレンドしてみると、軽やかさの中に落ち着きのある大人っぽい香りになりました。

 

 

皆さまにとって、素晴らしい2017年となりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。